SixTONESとの出逢い-スト沼にズドン後篇-

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前篇は此方
SixTONESとの出逢い-スト沼にズドン前篇- - 6つの原石と音色-SixTONES-


YTFF music以降、しばらく物足りない日が続いた。
何がが足りない。

毎日仕事帰りにYouTubeを観るのが日課だった。
好きなはずのYouTuberの動画を観ても何かが足りなかった。


ーー見逃した方、もう一度みたいと言う方の為に、生配信終了後また同じチャンネルから再配信します。

という司会者さんの言葉を思い出した。


動画は直ぐに見つかった。
そして気付いた。
物足りない「何か」はSixTONESだったと。


初見の際、知っていたのは京本大我くんと松村北斗くんだった。

といっても、過去にデビュー組を追い掛けていた時に京本大我くんは雑誌で見た事があったと言うだけ。
某有名俳優さんの息子さんだと言うことだけ知っていた。

当時は綺麗な顔立ちの男の子だな止まりだったが、パフォーマンス中一番惹かれた彼が京本大我くんだったのかと驚愕した。


松村北斗くんは知っていたと言うことが判ったと言った方が正確かもしれない。

初見から二回目を観るまでの間、松村北斗くんを観た時の妙な「既視感」がずっと引っ掛かっていた。

二回目に観た自己紹介シーンで突然思い出した。
「黒の女教師」に出ていたミステリアスな少年だと。
あの時の少年が艶を増し、青年になっていた。
感慨深いものを感じた。


そこからは早かった。
メンバー全員を調べた。
京本大我くんと誕生日が一緒だった。
田中樹くんと松村北斗くんが弟と同い年だった。
ジャニーズJrチャンネルの存在を知った。

そんな単純な共通点と親近感で気づけば沼の淵に立っていた。


沼に落ちる事の楽しみと大変さを身をもって知っているからこそ、躊躇いもあった。

そんな躊躇いを一蹴してくれたのがスト担と呼ばれるSixTONESのファン達だった。

今までどのグループでも見たことがないと言っても過言ではない「新規ファン歓迎体制」


SixTONESを応援したい」という単純な気持ちに、「スト担さんたちと一緒に」が加わった。


もう迷いは無かった。


自ら沼に飛び込んだ。